ひらかれた未来をデザインする。
私たちは、大阪・関西万博の会場に多様な"いのち"の彩りを息づかせ、にぎわい創出や、より多くの人々の参加と共創を促すために、「EXPO WORLDs」というプロジェクトを立ち上げ、装飾やサウンドのデザインを推進してきました。
EXPO WORLDsは、ヴィジュアルやサウンドの体験を通して万博会場のすみずみに「いのち」を吹き込み、共創と参加によってつくるオープンデザインプロジェクト。
ここ夢洲で、人間も、自然も、テクノロジーも、いくつもの「いのち」が出会い、響き合い、新たな世界をつくっていく。そんな未来を、多様なアーティストやクリエーターと共に描きます。
ひとつとして同じものがないフラッグ、世界中の人を迎えるモニュメント、遊び心を散りばめたサイン、アーティストが描く色とりどりの「いのち」、エリアごとに異なる音が響き合うサウンドスケープ。
それは単なる装飾を超えて、共に新たな世界をつくる一歩。人と人、自然、テクノロジーが響き合う先に、ひらかれた未来をデザインしていきます。
Statement
Visual Design
夢洲の万博会場をドレッシングするビジュアルデザインは、「いのちの循環」というコンセプトのもとに構成されています。
モニュメントやフラッグ、サイン、アートなど、
あらゆる要素に「八百万(やおよろず)のいのち」が宿り、会場全体に息づいているかのような景色を描き出します。
人、動物、植物、そしてテクノロジーに至るまで。日本古来の「すべてにいのちが宿る」という世界観を今という時代に拡張しながら、視覚的な美しさや楽しさに留まらず、共創と参加によって創り上げるオープンデザインのプラットフォームとして、
会場に生命を吹き込みます。
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Sound Design
夢洲の万博会場を包み込むサウンドデザインは、「いのちのアンサンブル」というコンセプトのもとに構成されています。
会場をいくつかのエリアに分け、それぞれに異なる音をデザイン。サウンドスケープのクリエイティブチームと7名のアーティストが共創し、
多様なサウンドが空間に広がります。
すべての楽曲は、BPM(テンポ)を共通化することで、エリアを越えて自然に響き合い、人間、自然、動物、テクノロジー ── 世界中の「いのち」の音が溶け合う、
ひとつの大きなアンサンブルを奏でます。視覚だけでなく聴覚を通しても「いのちの循環」を感じられる、
音と空間が呼応するような体験を会場全体に広げていきます。
私たちの生きる「世界」は、無数の「世界」の交わりでできている。
さまざまな人や国、文化、動物や植物。その「世界たち」は、近づいたり、離れたり、睨み合ったり、笑い合ったりしながら、それぞれの「いのち」を生きてきた。
ネットワーク化した現代は、かつてないほど交わり、つながり合っているように見える。けれど、私たちはいつの間にか壁をつくり、すれ違い、隔たりを広げてしまった。
この世界を、もう一度つなぐためにー。
日本では古くから、八百万(やおよろず)のあらゆるものに、いのちの輝きを見つけ、一つひとつの存在を大切にしてきた。
その眼差しで、今を見つめると、テクノロジーもまた、新たないのちの輝きを生み、世界を彩っている。
人と自然、テクノロジー。この世界たちが、互いを受け入れ、讃え合い、分断を超えて共に一歩を踏み出すことができたなら。可能性はどこまでも広がり、未来はもっと、面白くなる。
世界と世界が共につくる「生命中心」の世界を、私たちはデザインしていける。
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©David Vintiner会場デザイン
プロデューサー藤本 壮介藤本壮介設計建築事務所 -
プロデューサー花岡人間
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クリエイティブ
ディレクター引地 耕太VISIONs -
サウンド/
ミュージックディレクター /
サウンドプロデューサーブルース イケダJKD Collective -
プロジェクト
プロデューサー
(サウンド)川口 智士ZIZO -
テクニカルディレクター赤川 純一
Visual Design
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大河紀
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オートモアイ
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カワグチタクヤ
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杉野ギーノス
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田中かえ
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西島大介
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ぬQ
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はくいきしろい
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原田ちあき
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前田豆コ
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ムネアツシ
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水江未来
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横山裕一
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CASPER
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conix
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emma
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Hideki Inaba
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KAMI
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MASAGON
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Masanori Ushiki
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Sayaka Miyauchi
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simo
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Summer House
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Zennyan
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みんな
Soundscape Design
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三浦康嗣
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evala
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HIROSHI WATANABE a.k.a KAITO
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KEIZOmachine!
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Kuniyuki Takahashi
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Masayoshi Fujita
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Midori Hirano
Credits
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ALL
- 会場デザインプロデューサー
- 藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)
- プロデューサー
- 花岡(人間)
- クリエイティブディレクター
- 引地耕太(VISIONs)
-
VISUAL DESIGN
- プロジェクトマネージャー
- 高田柊泉(AID-DCC) / かわかたたまみ / 髙橋広樹(高橋建設)
- アートディレクター
- 引地耕太(VISIONs)
- 空間デザイナー
- 井上尚志(t.i.d.a.)
- グラフィックデザイナー
- 松尾聡(人間) / 山岡拓磨(人間) / 谷香里奈(Hanadiぶぅ)
- タイポグラフィデザイン(ミャクミャクモニュメント)
- 三重野龍
- 3Dモデレーター
- FES株式会社
- プレイアブルサイン AD / イラストレーター
- 浜名信次(Beach)
- プランナー
- 山根シボル(人間) / 朝戸一聖(TANSAN) / しまだあや(みんなの)
- コピーライター
- 久岡崇裕(parks)
- 現場ディレクター
- 鈴木アンドラシュ貴裕(synasta)、橋本沙知
- アシスタント
- はまだみか(人間)
-
SOUNDSCAPE DESIGN
- サウンド / ミュージックディレクター / サウンドプロデューサー
- ブルースイケダ(JKD Collective)
- プロジェクトプロデューサー
- 川口智士(ZIZO)
- テク二カルディレクター
- 赤川純一
- オーディオミックス/ マスタリングエンジニア
- 山口宜大
- サウンドシステムエンジニア
- 藤田晃司 (HIRANYA ACCESS)
- アシスタントプロデューサー
- 岡崎敬 (JKD Collective)
ARTIST- コンポーザー / サウンドアーティスト
- evala、Hiroshi Watanabe aka Kaito、Kuniyuki、Takahashi、KEIZOmachine、三浦康嗣、藤田正嘉、Midori Hirano
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MOVIE PROJECT
- ムービーディレクター
- 引地耕太(VISIONs) / ブルースイケダ(JKD Collective)
- エグゼクティブプロデューサー
- ブルースイケダ(JKD Collective)
- プロデューサー
- 岡崎敬 (JKD Collective)、本間綾一郎(HATCH)
- アニメーションディレクター
- 浜名信次(Beach)
- モーションデザイナー
- 山道貴太(Beach)、濱本富士子
- CGデザイナー
- 藤井花(Beach)、笹井孝悦(CAVIAR)
- コピーライター
- 久岡崇裕(parks)
- プロダクションマネージャー
- 木下賢治(HATCH)
- 撮影監督
- Chris Rudz
- ドローンオペレーター/ 2nd カメラ
- 中島 唱太
- カメラアシスタント
- 森本遊矢、北川暁
- エディター
- Shane Lester
- カラリスト
- 川村真唯
- ミュージック
- KEIZOmachine!、Koshi Miura、Masayoshi Fujita、Hiroshi Watanabe、Kuniyuki Takahashi、Midori Hirano
- ミュージック・ディレクター
- ブルースイケダ (JKD Collective)
- サウンドエディター / ミックス・マスタリング
- 山口宜大
- 制作会社
- JKD Collective + Hatch + Beach
-
Web PROJECT
- アートディレクター
- 引地耕太(VISIONs)
- Webディレクター
- 阿武悟史(C/C/N)
- コピーライター
- 久岡崇裕(parks)
- Webデザイナー
- 竹内健悟(LIVINGSTON DESIGN)
- Webエンジニア
- 岡本真明
- Photographer
- 島田洋平、三好治輝
- 翻訳
- 鈴木裕
-
会場プロデュース
- 藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)
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施工製造
- 大日本印刷株式会社
- atelier Loji
- 株式会社ARTRACT
- 株式会社エム・ジェイ